DX SOLUTION

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

トランスフォーメーションは、変革・変換・転換という意味があり、デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、ビジネス視点においては「デジタルテクノロジーを用いて業務プロセスやサービスを再構築する」ことを指します。デジタルイノベーションによりインターネットやクラウド、AIやIoTが普及するにつれ、これまで人間が担っていたこと・人間にしかできないと考えられていたことが、機械でもできるというようになりつつあります。


出典:総務省|平成30年版 情報通信白書|第1部

DXの誕生からこれまで

|2004年

スウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した「デジタル技術が全ての人々の生活を、あらゆる面でより良い方向に変化させる」というコンセプトが起源とされる。

|2010年

マイケル・ウェイド教授らによって、デジタル化という外部環境の激変にさらされるビジネス業界においてレガシー産業からの対内的、対外的な変化を促す文脈で使用されるようになる。

|2018年

日本では、経済産業省が【DXレポート~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~】を公開したことでビジネス界隈に知られるようになった。

経済産業省|DXレポート|

ORLABの考えるDX SOLUTION

企業におけるDXとはデジタル技術を積極的に活用することにより情報を可視化し、分析結果をリアルタイムな意思決定に使うことで結果として行動を効率化できるようにすることです。

IT技術を活用し、IoTで得られた情報を時系列に分析することで過去の行動傾向の分析を行い、近い将来の行動を予測可能にし、同じような行動は自動化することができます。

近年のDXにおけるデジタル技術の積極的な活用というのは主に各種センサーと近距離無線通信、小型のサーバ等を組み合わせたIoT(インターネットオブシングス)といわれる技術をさします。これらを従来のサーバと組み合わせることで企業活動を行う上でおこる事象を定量化し、予測可能にすることが以前よりはるかに容易になりました。

ORLABでは各種センサー、サーバ、ネットワーク、BI、AI等の要素技術を組み合わせたソリューションをご紹介、ご提案しながらお客様の事業変革をトータルサポートいたします。

AIとIoTについての解説

AI(人工知能)

 AIとは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)の略で、人工知能のことを指します。

学習や言語の理解、予測、問題解決など、これまで人間にしかできないと考えられていた知的な行動の一部を、コンピュータに行わせる技術を指します。


IoT(モノのインターネット)

「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」とも呼ばれます。建物や車、機器など、これまでインターネットに接続されていなかった「モノ」をインターネットに接続し、モノや場所の状態、人間の行動といった情報を収集したり分析したりして、新たなサービスを生み出す技術です。

DXの正体~3つの自動化~

入力の多様化と自動化

入力の自動化とは、人間に代わって機械が自律的にデータを収集することです。センサーをインターネットにつなげる「IoT」を導入することでセンサーから取得した多様なデータを自動かつリアルタイムに収集することができます。

 製造機械の稼働状況、顧客や従業員の動きといったモノや人のデータを温度、照度、振動、GPSなど各種センサーで取得し、それをIoTデバイスからクラウド上に収集し蓄積します。

AI/BIによる予測の自動化

企業におけるDXの実現には、加速度的に増大する入力データの分析、活用が欠かせません。IoT機器で収集された膨大なデータの処理や分析は人間だけではもはや不可能、そこで活躍するのがAIやBIです。AIは自動的に継続的な学習を通じて、より多くの、より深いデータを分類します。またBIは分類されたデーターをある程度自動的に分析します。自律性と適応性の特徴を持つAI/BIは、高度な正確性と俊敏性を達成でき、さまざまな業界や用途で活用されています。 

RPA/IAによる判断の自動化

判断の自動化を実現するRPA等を導入することで、業務プロセスの中で発生する、判定、承認、管理、問題検知など、人の判断が必要な業務プロセスの自動化を実現できます。このようなテクノロジーをIA=Inteligent Automationと呼びます。

意思決定における属人性をなくし、判断ミスを防ぐとともに、効率的な意思決定が可能になります。判断の自動化に関わるRPA等のIAを導入して定型的な判断業務から貴重な人財リソースを開放できます。

DX推進のメリット

効率性、生産性、精度の向上

分散していたワークフローを統合、タスクを自動化することによってより優先度や重要度の高いタスクに集中することができ業務効率化が期待できます。統合されたワークフローを共有することで、チーム内や部署内、社内での業務上のコミュニケーションが円滑に進みます。これによりエンゲージメントの強化、生産性の向上にもつながります。 デジタル化により進められた自動化は、ミスや漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、業務の精度向上に効果があります。 

消費行動の変化へ素早く対応

デジタルトランスフォーメーションの目的は単なる業務や組織のデジタル化ではなく、 その先にある新しい価値の創造、新しい商品やサービス、ビジネスモデルの開発にもあります。 

新たな価値の創造、新商品・サービスの開発

市場の変化に迅速・柔軟に対応しつつ、クラウドやモバイル、AI、IoTといったデジタルテクノロジを取り入れ、 素早く新たな製品、サービス、ビジネスモデルを市場へと展開することが可能になり市場競争力を高めることが可能です。 

人材やコストなどの配分の最適化

既存システムの維持運用に投資されていたものを、新たなデジタル技術の活用による迅速なビジネス・ モデル変革に充当することができるようになります。 

ORLABのDX SOLUTION

ORLABではお客様の課題に合わせたDX支援ソリューションを提供しております 。

              トレーニング、導入支援、環境構築、運用支援まで豊富なメニューをご用意しております。

データ分析

サポート

これからのDX推進に必要なデータ分析に基づく経営をデータサイエンティストによるトレーニングや定額制のサポートプログラムで手厚くバックアップします。

コンテナ技術

サポート

コンテナ技術のサポートをします。使い方知識を学びたいお客様はDockerやRancherの基礎研修もおすすめです。

クラウド構築

サポート

お客様に合わせたプラットフォームの選定、サービスの構成、移行などのサポートをします。